ホホバオイルは、すべての肌質にマッチするといわれるほどの万能オイル♪
肌への浸透も早く、保湿効果もピカイチ!
そんなホホバオイルですが、化粧下地としても使用できるのでしょうか?
でも、もし化粧下地として使用したとして、化粧成分がお肌に浸み込んだりしないのでしょうか?
ホホバオイルと化粧下地、そして化粧成分との関係をご紹介します。
ホホバオイルを【化粧下地】として使える?
メイクをする際に、化粧下地を使用するのは当たり前のようになっていますよね。
そんな化粧下地を使用する効果はいろいろあります。
- ファンデーションのノリを良くする
- 毛穴の凹凸やシミ、くすみをカバー
- 毛穴の余分な皮脂を抑える
- テカリを防止
- 化粧崩れ予防
- コントロールカラーとして肌色を調整できる
- 紫外線や乾燥といった外的刺激から肌を保護
- 化粧品のメイク料による刺激、色素沈着を防止する
- メイクを落とす時に、落とし易くして、肌を傷めない
- SPFやPAなどのUVカット効果(含まれているものもある)
化粧下地を使うメリットはこんな感じです。
では、実際にホホバオイルを化粧下地として使用する場合、このメリットを生かすことができるでしょうか?
でも、デメリットもあるので、両方を理解したうえで使用していきましょう♪
ホホバオイルには、「ワックスエステル」という成分が含まれています。
それも、ホホバオイルの90%を占める割合で含まれているので、ほとんど「ワックスエステル」でできているといってもいいくらいです。
そんなワックスエステルは、私たちの皮脂に含まれている成分と同じなのです。
だからこそ、私たちの肌に馴染みやすく、ホホバオイルの保湿効果を最大限に発揮してくれるのです。
それが、どんな肌質にもマッチするといわれている理由でもあります。(→ワックスエステルとは?)
また、ホホバオイルは「半永久的に成分が変わらない」といわれるほど、酸化しない安定性の高いオイルです。
私たちの肌にある「皮脂」も、酸化をしていきます。
朝と比べて、夕方になると顔がくすんで見えるのは「肌の皮脂が酸化」しているからなんです。
でも、ホホバオイルは「酸化しずらい」という特長があります。
そのため、私たちの肌の皮脂分泌をしっかり整え、酸化を抑制してくれます。
そんなホホバオイルを、化粧下地として使うメリットはこちら♪
ホホバオイルを化粧下地として使うメリット
- 日中でもスキンケアが出来る
- 肌に優しい
- ツヤ肌に仕上げることができる
- 保湿効果が高い
- 肌が滑らかになりファンデーションのノリが良くなる
- 紫外線カット効果がある(SPF5くらいのごくわずか)
- 皮脂分泌を整える
- くすみの予防
- 外的刺激から肌を守る
- ファンデーションなどの化粧成分から肌を守る
- メイクを落とす時に落としやすい
- 乾燥の予防
- 敏感肌やアトピー肌でも使用しやすい
一般的に販売されている化粧下地と、ほとんど変わらない効果を発揮できます。
特に、高い保湿効果はホホバオイルならでは、ですね。
保湿効果が高い分、テカリや過度な皮脂分泌を抑えることができます。
また、乾燥をしっかりと予防して、ツヤ肌に仕上げてくれる効果が期待できます。
ホホバオイルで、化粧成分が肌に浸み込むリスクは!?
でも、それだけ肌に浸透しやすく、お肌に密着するホホバオイルを化粧下地に使っても大丈夫か、不安になりますよね。
特に、「肌に浸透させる」ということは、「化粧成分」も一緒に浸透させてしまうのでは・・・?ということも。
しかし!!
ホホバオイルが化粧成分を肌に浸透させるということはありません!
ホホバオイルは、名前に「オイル」とついていますが、実は「ワックス」に分類される成分なんです。
そのため、肌にはよくなじみますが、沁み込むといったことはありません。
むしろ、お肌を化粧成分から守ってくれます。
化粧下地としてホホバオイルを塗っておくことで、直接化粧成分がお肌に触れることを防ぐことができます。
その分、お肌への刺激も少なくなるのです。
また、ほんの少しですが「UVカット」の効果もあります。
ただし、SPF5くらいなので、ほとんど期待はできません。(→ホホバオイルで紫外線カット!?日焼け止め効果も!?)
ホホバオイルを【化粧下地】として使う注意点!
ホホバオイルを化粧下地として使用する場合は、気を付けることが3つあります。
このポイントに気を付けて、上手にホホバオイルと付き合っていきましょう。
1 ホホバオイルのつけすぎに注意!
ホホバオイルはつけすぎると「テカテカ」になってしまいます。
あくまでも適量を付ける必要があります。
顔に使用する場合は、だいたい1~2滴で十分です。
2 化粧下地などの保湿化粧品を使う!
ホホバオイルを使用するときに、一番おススメなのは「お風呂上り」です。
その理由は「ホホバオイル自体に、肌を保湿する成分が含まれていない」ということ。
だから、お風呂上りのように「肌が水分を持っている」状態の時に使用することで、ホホバオイルの効果が発揮されるのです。
だから、お風呂上り以外で使用する場合は、「保湿」が必要です。
そこで、化粧下地として使用する前に、「化粧水」などで肌を保湿しましょう。
そのあとに、ホホバオイルで「水分に蓋をする」という役割をしてもらいます。
ホホバオイルは、肌が水分を持っている状態でこそ、高い保湿効果を発揮します。
また、化粧水などの美容成分もしっかりと肌に浸透させてくれるので、美容効果も高まります。
3 オイリー肌の場合は注意!
オイリー肌や、皮脂分泌が多い体質の方は注意をしましょう。
私もオイリー肌なので、使うときは限られています。
ニキビ予防や、テカリ予防にはなるのですが、それは「乾燥」がもとでテカったりしてしまう場合に効果を発揮してくれます。
もともとオイリー肌の方は、逆効果になる可能性があるので、様子を見ながら使用することをおススメします。(→オイリー肌の私が、ホホバオイルと上手に付き合っている方法)
あるいは、ホホバオイルを一般の化粧下地に混ぜて使用することもできます。
その場合、ホホバオイルの割合を少なくすることで、オイリー肌への影響を抑えることができます。
また、化粧下地の伸びも良くなり、お肌にツヤも出てきます。
ホホバオイルだけの使用に抵抗がある場合は、化粧下地に混ぜることから始めてみるといいかもしれません。
ホホバオイルを【化粧下地】として活躍させよう!
ホホバオイルを化粧下地として使用するメリットがたくさんありますね♪
特に、お肌に負担をかけたくないアナタにはピッタリです。
ホホバオイルにはたくさんの使い方があります。
頭皮であれば、「かゆみ」「ニオイ」「薄毛」「抜け毛」「フケ」などに効果を発揮します。(→頭皮への使い方)
顔であれば、「ニキビ」「乾燥」「シミ」「日焼け」「黒ずみ」「角質」などに効果を発揮してくれます。(→顔への使い方)
ホホバオイルをさらには全身に使うこともできちゃいます。(→全身への5つの使い方)
これらの使い方と一緒に、化粧下地としても活躍させることで、お肌にたくさんの効果をもたらすことができます。
そうなると、私のようにホホバオイルを手放せなくなるかもしれません。(笑)

