ホホバオイルは、高い保湿効果などたくさんの美容効果を体に発揮してくれます。
そんなホホバオイルですが、2種類の色があるのはご存じですか?
このホホバオイルの色の違いは、実は「天然成分」としても違いがあるのです。
2つの違いをわかったうえで使用するのをおススメします。
ホホバオイル、色が違うと何が違うの?
ホホバオイルは、私たちの身体や肌にとても良い効果をもたらしてくれます。
それは高い保湿効果を始め、アンチエイジング効果やターンオーバーの正常化、皮脂分泌の正常化など、バツグンの働きをしてくれるのです。
その理由は、ホホバオイルに含まれる「ワックスエステル」という成分に秘密があります。
ワックスエステルは、私たち人の皮脂に含まれる成分と同じです。
そのため、ホホバオイルだとデメリットやリスクがとって低くなります。
しかし、きちんと「高効果」を発揮してくれるのです。(→ワックスエステルとは?その他の詳しい効果とは?)
天然成分で「ワックスエステル」を補えるオイルは、「ホホバオイル」だけです。
そんなホホバオイルですが、透明の色のものと、金色をしたものの2種類があります。
ホホバオイルがオイルとして生産される際に、生産される方法によって色が違ってきます。
その方法とは、「低温圧搾」と「高温圧搾」のことです。
この2つの違いとは、こちら♪
高温圧搾
熱をかけながら、高圧をかけて原材料の成分を絞り出す。
原材料の6~7割の油を搾り取ることができます。
低温圧搾に比べて、多くの量の油がとれるので、生産者にとってはとても効率が良い方法です。
しかし、熱を加えることで原材料の風味や栄養素が失われやすくなります。
低温圧搾
低温状態のまま、そのまま成分を絞り出します。
不純物も入りにくく、原材料そのものの成分をそのまま含んだ状態で絞られます。
原材料の2割程度の油しか取れません。
ホホバオイル「金色」と「透明」の明確な違い
「高温圧搾」と「低温圧搾」の、それぞれの生産方法で作られることで、色にも違いが出てきます。
ホホバオイルの場合は、「金色」と「透明」の色の違いが出ているのは、この生産方法の違いからなんです。
「高温圧搾」で生産された、透明なホホバオイル
無色透明をしたホホバオイルは、生産される際に色が失われます。
本来の原材料に含まれるホホバオイルの成分と比べると、ビタミンやミネラルはほとんど失われてしまっています。
ただ、本来ホホバオイルを生産する際に「搾りカス」として捨てられていた部分からも、この方法であれば、オイルを搾取することができるようになりました。
抽出しきれず、実に残っていたオイルまで絞り出すことができるようになったのです。
「低温圧搾」で生産された、金色のホホバオイル


ホホバオイルの成分そのものを絞り出したのが「金色」のホホバオイルです。
別名「ゴールデン」とも呼ばれています。
ビタミンやミネラルを豊富に含み、なんといっても天然成分100%を完璧にキープしている、昔ながらの生産方法で生産されています。
そのため安全性が高く、もっとも安心して使用することができるのは「金色」のオイルです。
ホホバオイル【金色は天然成分】、さらに違いも!
金色と透明のホホバオイルでは、希少価値の高い「金色」の方が「栄養素」や「安全性」に関して、高い評価を得ています。
しかも、金色の天然成分のホホバオイルの中でも、さらにグレードがあります。
生産されるホホバオイルの実の種類やグレードによっても色の違いがあるのです。
特に、オーガニック認定を受けているものであったりすると、安心度はもっとも高くなります。
どういった方法でオーガニック認定を受けているのか、判断するポイントがあります。
安全面をより重視する場合は、もっとも注意をして選ぶポイントでもあります。(→オーガニック認定とは?最も安心して使用できるホホバオイルはどれ?)
また、金色と透明のホホバオイルには、さらに違いがあるのです。
どんな違いがあるのか、気になる方はこちらもご覧ください。(→精製と未精製の違いは、安全性に大きく影響している!?)

