ホホバオイルは保湿能力も高く、万能な効果を発揮してくれるオイルです。
そんなホホバオイルですが【飲む】のはアリなのでしょうか?
オリーブオイルやココナッツオイルのように、調理に使うことができるのであれば、ぜひ取り入れたい!と思いますよね。
実際に使用できるかどうか、ご紹介していきます。
ホホバオイルの効果とは?
ホホバオイルはバツグンの保湿能力と、抗菌・抗酸化作用を持っています。
それは私たちの肌を守り、洗浄効果を発揮してくれ、さらに保湿までしてくれるという素晴らしいオイルなんです。
それもそのはず!
ホホバオイルは私たちの皮脂に含まれる成分と同じ「ワックスエステル」という成分を持っています。
しかも、ホホバオイルの90%はこの「ワックスエステル」で構成されています。
ということは、ほとんど私たちの皮脂と同じと考えてもいいくらいです。
それはホホバオイルを使う上で、ほとんどリスクやデメリットがないということ。
ワックスエステルをこんなにもたくさん含んでいる植物は「ホホバオイル」だけです。
そのため、ホホバオイルはたくさんの人に愛用されるオイルとなったのです。(→ワックスエステルとは?すべての肌質にマッチする理由をもっと詳しく!)
ホホバオイル【飲む】のはアリ?
では、実際ホホバオイルを体内に取り入れるのはアリなのでしょうか?
ホホバオイルのように、バツグンの効果を持っているオイルなので、体内に入れても効果がありそう!と思いますよね。
実際、オリーブオイルやココナッツオイルも食用があるくらいです。
ホホバオイルもあるのでは!?と期待しちゃいます。
しかし!!!
ホホバオイルは「ワックス」に分類されます。
「ワックス」という成分は、体内で消化することができない成分なんです。
そのため、残念ながら食用にはできません。
もし体内に入ると、私たちの体では分解・吸収されません。
そのため、胃腸に負担をかけてしまうようです。
「飲む」「食べる」というように、大量に摂取をするとお腹を下す可能性もあります。
ホホバオイルがもし口に入ってしまったら!?
ホホバオイルを食べたり、飲んだりすることができないのであれば、心配なのは「口に入ってしまった場合」ですよね。
特に、赤ちゃんのベビーマッサージに使用されたり、リップクリーム代わりに使用したりすることもあります。
化粧品にも配合されていたり、リップクリームに含まれていることも。
思いがけずに口に入ってしまうシュチュエーションがあります。
と、心配になってしまいますよね。
ご安心ください!
ただ、赤ちゃんの場合は「オイル」などの油分を分解・吸収する能力が内臓に備わっていません。
そのため、たくさん舐めてしまうとお腹を壊す可能性があります。
もし舐めてしまうことが心配な場合は、マッサージの後に軽くふいてあげましょう。
あるいは手袋などをして、口に入らない工夫をしてあげると安心です。
大人の場合は、あくまでも「飲む」「食べる」のように大量に摂取することが「できない」ということです。
ただ、ホホバオイルが毒物!というわけではありません。
少量が口に入っただけでは全く影響はありません。
ホホバオイル【飲む】のはナシ!でも、口元に使用はOK!
ホホバオイルを飲んだり、食べたりすることはできません。
しかし、口元に使用するのはOKです。
実際に私もリップメイクをする前にホホバオイルを使用しています。
そうすることで、口紅などの化粧成分が直接唇につかないことで、唇に与える負担を減らすことができます。
また、唇の乾燥を防ぐこともできるので、長時間リップメイクを治さなくても良くなりました。
でも、体調を崩すようなことはありません。
飲むのはナシだけど、全身くまなく使うことのできるホホバオイルの魅力は変わりません。
ぜひ、ホホバオイルの魅力を使いつくしてみてください♪

